アップル社(NASDAQ:AAPL)のブランド価値が1兆ドルを突破し、前年比15%増となりました。このマイルストーンは、カンターのBrandZグローバルランキングで強調され、2024年現在、アップルが3年連続で世界で最も価値のあるブランドであることが確認された。
アップルの後方には、アルファベット社のグーグル(NASDAQ:GOOGL)とマイクロソフト社(NASDAQ:MSFT)がそれぞれ7530億ドルと7130億ドルのブランド価値でランクインした。アップルの時価総額は3兆1800億ドルで、マイクロソフトの3兆2200億ドルを僅差で追う一方、時価総額2兆9700億ドルのエヌビディア・コーポレーション(NASDAQ:NVDA)を上回った。
AIチップで知られるエヌビディアは目覚ましい成長を遂げ、カンターの最も価値のあるブランドトップ10に初めて入った。そのブランド価値は前年比約3倍の2,000億ドル以上となり、エヌビディアは世界で6番目に価値の高いブランドとして位置づけられている。
アップルは今週初め、新たなAI機能を発表したが、これがiPhoneの需要を押し上げ、主力製品の売上減少を覆す可能性があると予想されている。この落ち込みは、消費者の消費パターンにばらつきがあることや、他のハイテク企業との競争が激化していることが原因とされてきた。
Kantarの分析には、532のカテゴリーにわたる430万人以上の消費者インタビューが含まれ、54の市場で21,000の異なるブランドを評価した。
同レポートは、エヌビディアの成功は、個人投資家と機関投資家の両方が、ジェネレーティブAI、自律型モビリティ、空間コンピューティングといった破壊的技術の物語における同社の中心的な役割を信頼しているためだとしている。