そこで急に突風が吹いた
ハルコの感じた違和感が
ようやく分かるときが来たのだ

公園のライトに照らされた彼の頭は
夜空の月のように輝きを放っていた

突風とともに飛んでいった物の正体
それがハルコに違和感を
感じさせていたのだった