
崩落現場から泥のような水が噴き出しています。
2日に現場を視察した、復旧工法検討委員会委員長の森田弘昭氏は穴まで5メートルの距離まで近づいたといいます。
「肉眼で見ることができた。色とかにおい。私は下水だと思っています」
「下水の量をみるとそんなに小さい穴からの量ではない。30センチぐらいの小さな穴ではなく数メートル単位の大きい亀裂」
いつまでこの生活が続くのでしょうか。
森田委員長
「今の状態って砂浜で穴を掘っているのと同じ。真ん中の土を掘れば両脇から砂が崩れてきますよね。大掛かりな工事になるかと思います」
「バイパスを作って水を流して損傷しているところを置き換える」
森田氏によると、検討されているのは別の場所に穴をあけて、下水のバイパスを作ること。
バイパス工事は半年から1年で可.能だといいます。
ただ現場は砂のようにもろく、復旧のカギとなるのは地面の安定化。いつ安定化できるかは見通せないといいます。
男性の救助のため、今まであったスロープに加え、3日に新たに2つ目のスロープに着工。
新しいルートでは、今残っているアスファルトをはがしたうえで、穴を広げて掘り進める方針です。
https://news.tv-asahi.co.jp/articles_img/900017802_img_4ab5ba9a75a11dee7156f976a23d8b8f147866.jpg