
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/b1c7268f38a1e8b2887270697592853b84b109a7
北朝鮮の14歳「ご子息ご令嬢」禁断のゲームで母親卒倒
北朝鮮の咸鏡北道(ハムギョンブクト)今月初め、道内に駐留する朝鮮人民軍第9軍団所属の保衛部幹部の子どもたちが非社会主義行為で摘発され、無報酬強制労働の処罰を受けたという。
デイリーNKの現地情報筋は「第9軍団保衛部の幹部の10代の子ども3人がコンピューターゲームをしながら、傀儡式(韓国式)のハンドルネームをに使っていたことが軍総政治局の検閲で明らかになった。総政治局は重大とみなし、彼らに2カ月間の無報酬強制労働令を下した」と伝えた。
情報筋によれば、摘発されたのは14~15才の少年少女でゲームで、自分たちのハンドルネームを韓国風の名前にしたり、「ドラゴン・キング」など外来語で設定したりしていたという。
彼らの行為は、軍内部の非社会主義の実態に対する総政治局の検閲で明らかになった。 総政治局は、「韓国風の名を使うは明らかに傀儡文化であり、ドラゴンだのキングだのというのも明らかに西側文化だ」とし、問題視した。
情報筋は「総政治局は、3人の子供たちがみな軍保衛部幹部級幹部の子どもたちであるだけに、始末書を提出させるくらいでは効果がないと見て、学校の青年同盟組織にま対しても、彼らに特殊な措置を取るようにした」と話した。
実際、彼らは青年同盟から激しい批判を浴び、毎日のように呼び出されて始末書を書いたが、それでは終わらず2カ月間の無報酬強制労働令まで下された。現在は清津(チョンジン)市内にある青年同盟鍛錬隊(軽犯罪者刑務所)に収容され、強制労働に苦しめられているという。
今回の事案は、地域住民に大きな衝撃をもって受け止められた。特にある母親は、ショックのあまり卒倒したという。
(参考記事:北朝鮮の女子高生が「骨と皮だけ」にされた禁断の行為)
情報筋は「こういうことは清津市では最近珍しいことで、その家族はもちろん住民たちも非常に驚いた」とし、「親たちは大きな精神的苦痛を訴えている。ほかの住民たちも『まだ骨格も柔らかい少年少女にまで無報酬強制労働令が出されるとは想像していなかった』と驚愕している」と話した。
さらに、「誰よりも大きな衝撃を受けたのは、ある意味で当事者と言える地域の子どもたち」だとし、「摘発された3人は軍保衛部幹部の家族であり、両親の後ろ盾を信じていたが、それも役に立たなかった。子どもたちはこんなことが起きるのかとひどく驚き、恐怖に震えている」と付け加えた。
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