2月には、DOGEの手下であるクリス・スタンリーが、ホワイトハウスの屋上にスターリンク端末を設置しようとして警報が作動。シークレットサービスの職員とにらみ合いとなった。国防に関する極秘資料について極めて具体的な質問をしたり、AIを使用して反マスク通信を監視したことでも告発されている。
『ローリング・ストーン』誌には、国防省の職員の話として「ゴールデン・ドーム」と呼ばれる宇宙防衛システム構築の極秘計画についてスタンリーが質問をし「こんなクソガキどもが国防システムの中身を知っているのか」と困惑した件が掲載されている。
マスクは選挙で選ばれていないが 「特別政府職員 」ではあるため、ホワイトハウス内のアイゼンハワー・エグゼクティブ・ビルにオフィスを構えている。『タイムズ』紙によると、マスクはその部屋に大型テレビとゲーム用PCを設置しテレビゲームにふけっているそうだ。
オフィスには、4歳になる息子(X→A→Xii)も「オフィスによくいる」そうだが、大統領執務室での記者会見中に大統領を困らせた事が報じられて以降、ここで寝ているかどうかは情報がない。
職務上の特権があるため、対面で批判されることは少ないもののオンラインでは話が変わってくる。先日もジェット機に乗りながらゲーム『Path of Exile 2』のライブストリーミングを行った際は、億万長者のマスクは何十ものアカウントから容赦のない攻撃を受けた。曰く「You HAVE NO FRIENDS AND YOU WILL DIE ALONE」(ボッチはひとり死ね)、「You WILL ALAYS FEEL INSECURE AND IT WILL NEVER AWAY」(お前は常に不安を感じて死ぬまでなくならない)といったスパムDMが大量に送りつけられたという。
ローリングストーン誌の報道によれば、2月には全連邦職員に対して「先週の成果を5つ箇条書き」で送らなければ解雇というマスクのメールが流失し、スカトロじみたいたずらや下品な返信が相次いだ。
「イーロンにぜひ見てほしいが多分見ないだろう」、ある職員はネットでひろった尻の写真をメールで送り付けそのまま職を辞した。