
2023年12月に亡くなった歌手・八代亜紀さんの私的なヌード写真が封入されたアルバムが発売されることになり、
騒動が広がっている問題で、八代さんの所属事務所が14日、公式サイトで声明を発表した。
このアルバムは鹿児島市のレコード会社「ニューセンチュリーレコード」が21日に発売を予定している「八代亜紀 お宝シリーズ 第一弾 忘れないでね」。
同社の公式サイトは新譜発売のコーナーで、このアルバムについて「フルヌード写真2枚が掲載されています」「八代亜紀の初めてのヌード写真です」とうたっている。
同社の発表を受け、SNSでは、「#八代亜紀さんの尊厳を守れ」といった声が上がるなど、波紋が広がっていた。
公式サイトは「報道にあるニューセンチュリーレコード社発表の問題作品について」と題した文書をアップ。
「ニューセンチュリーレコード社発表の本件問題作につきましては、当社におきましても、本年3月中旬頃までにはこれを把握し、
その対応につきまして、当社内部、ご遺族、外部弁護士との間で議論を重ねてまいりました」とし、
「このような議論を経て、3月27日、別添資料記載のとおり、代理人弁護士を通じて、ニューセンチュリーレコード社宛てに、
本件問題作に関する照会書及び通知書を送付いたしました」との対応策を取ったという。
「これら書面につきましては、3月29日、鹿児島市内の住所宛てに送達されましたが、回答期限を経過した本日までの間に、何らの回答や対応は得ておりません」とのこと。
「現在、当社におきましては、刑事民事を問わず、あらゆる手続きの準備を進めているところとなります」と今後の方針を明らかにし、
「本件問題作の発表そのものは極めて不愉快な出来事であり、絶対に許すことのできないものであります」と怒りをあらわにしている。
一方、「ニューセンチュリーレコード」はインスタグラムで「また当社は問題と成っている写真などすべての所有権を有しており売買契約書もございますので
悪質な投稿者も同時に司法の手に委ねているのが現状です。
全ての権利が当社にある以上 どこのどなたのイヤガラセを受けようとも受けて立つ所存です」としている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f1bebcf0d7a8395cd1b377b66802653cddea007