石破首相は11日、政権発足後の会見で「自民党は今度こそあるべき国民政党として生まれ変わらなければならない」とのべました。ところが、その言葉に反して、政治家への捜査に影響を及ぼしうる立場の法相に、裏金議員の鈴木馨祐(けいすけ)氏を任命しました。
また、本紙日曜版(10日号)は総選挙中の首相のウソを明らかにしています。石破首相や自民党は、裏金非公認候補に2千万円を支給したことを「選挙のためではない」「党勢拡大のため政党支部に出している」と弁明しましたが、自民党候補を立てない支部には支給していませんでした。首相の言い訳は通用しません。首相は説明すべきです。
日本共産党は、二つのゆがみをただし、国民の切実な要求にこたえる政治の実現に向け、政治を前に動かすため力を尽くします。