青年漫画誌「モーニング」に掲載された「社外取締役 島耕作」に名護市辺野古の新基地建設への抗議参加者がアルバイトで日当をもらっているという事実と異なる表現があった問題で、
発行元の講談社は23日、作者の弘兼憲史氏が防衛省広報アドバイザーを務めていることについて「担当編集者は把握していた」と、本紙に回答した。
一方、作品執筆に当たって弘兼氏と担当編集者が沖縄県で行った取材活動の中で、取材対象者にOBを含む防衛省関係者はいなかったとした。
広報アドバイザーの役職が、今回問題となった作品に影響を及ぼした可能性については「一切ない」と回答した。