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日光の観光名所 中禅寺湖周辺で恒例のライトアップ始まる

栃木県日光市の観光名所、中禅寺湖の周辺で恒例のライトアップが始まりました。

日光市の中禅寺湖の周辺では、紅葉シーズンが終わったあとも観光客に訪れてもらおうと、地元の観光団体などが毎年この時期に観光スポットのライトアップを行っていて、ことしは13日夜から始まりました。

このうち、落差が97メートルあり、日本三名ばくの1つとして知られる華厳滝では、勢いよく流れ落ちる水の音が響くなか白い滝が漆黒の闇に浮かび上がりました。

また、立木観音で知られる中禅寺では山の斜面に並び立つ朱塗りのお堂が光に照らされて神秘的な雰囲気を漂わせていました。
東京から中禅寺を訪れた20代のカップルは「夜お寺に来ることもないので、神秘的ですてきだと思いました」と話していました。

企画した奥日光活性化推進協議会の岸野孝昭副会長は「新型コロナの影響があるなか念願のライトアップができて喜ばしい。これを機に地域の観光を勢いづけたい」と話していました。

ライトアップは今月23日まで毎日、午後4時半から午後7時まで行われ、期間中の土日と祝日には夜間の遊覧船のクルージングも行われるということです。