ホンダは、400ccクラスのフルカウルスポーツ「CBR400R」をモデルチェンジし、2022年1月17日に発売すると発表した。
軽量コンパクトな並列2気筒エンジンを搭載し、今回は足まわり中心に進化を遂げている。

2019年モデルでスポーツ性を向上していたCBR400Rが、さらに進化した!
アグレッシブなデザインは大きく変えず、フロントフォークを従来のφ41mm正立タイプからSHOWA製SFF-BP(セパレートファンクションフォーク・ビッグピストン)に変更。
これにともないフロントブレーキのダブルディスク化し、φ296mmのディスクを2枚装着(従来はφ320mmシングル)、さらにラジアルマウントの4ピストンキャリパーを組み合わせた。

倒立フォークは4気筒モデルのCBR650Rが採用するものと同一と思われ、欧州で先行発表された同じ2気筒モデルCBR500Rに準じた装備だ。
また、フロントフォークの倒立化にともないフロントフェンダーもデザインが変更されている。

また、スイングアームの剛性最適化やフロントホイールの軽量化を図り、前後の分担荷重を最適化し、前輪の接地感と旋回性に寄与しているという。
ブレーキのダブルディスク化による重量増をフロントホイール軽量化などで相殺したと思われ、車重は従来型と同じ192kg(装備)をキープした。

リヤサスペンションは、2019年のモデルチェンジ時に分理加圧式を採用しており、このあたりは不変のようだ。
もちろんABSは標準装備。

エンジンは出力こそ変更ないが、WMTCモード燃費は28.3km/L→27.9km/Lとなっており、新排出ガス規制への適合がうかがえる。

価格は3万3000円プラスの84万1500円になったが、装備の充実を考えればむしろ安くなった感がある。
発売日は2022年1月17日だ。

主要諸元
■全長2080 全幅760 全高1145 軸距1410 シート高785(各mm) 車重192kg(装備)
■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 399cc 46ps/9000rpm 3.9kg-m/7500rpm 変速機6段 燃料タンク容量17L
■タイヤサイズ120/70R17 R=160/60R17 
●価格:84万1500円 ●色:赤、黒、青 
●発売日:2022年1月17日

https://young-machine.com/2021/12/03/273431/
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