季節性感情障害(SAD)の症状

冬季うつ病では
@過眠、A過食、B体重増加といった典型的なうつ病とは異なる非定型な症状が多く、精神面でも「意欲低下や思考が進まない」「倦怠感がある」などの抑制症状が中心で、憂うつ感などの抑うつ症状は目立ちません。


睡眠時間の増加については夜の睡眠時間の延長と日中の眠気の増加が同時に起こること、食欲亢進(こうしん)については炭水化物に対して特徴的で(炭水化物飢餓といわれるほど)、白米やパン、パスタの他にチョコレートなどの菓子類を好み、午後から夜にかけて増強するといわれます。そのため、冬季うつ病はまるで冬眠している様子にも似ていると表現されることがあります


https://www.saiseikai.or.jp/medical/disease/seasonal_affective_disorder/