日立の車部品子会社、ブレーキなどで検査不正 03年から5万件超
村上晃一、伊沢健司2021年12月22日 22時05分

 日立製作所子会社の自動車部品メーカー「日立アステモ」は22日、ブレーキとサスペンションの部品について、定期試験に架空のデータを用いるなどの検査不正があったと発表した。規定値外の製品の検査データを書き換え、出荷していたものもあった。問題があったのはブレーキ構成部品が約5万7千件、サスペンション構成部品が計約1千万本に上る。

 製品は国内の大手自動車メーカーなど16社に納入されたが、「契約上の秘密」として具体的に明かしていない。朝日新聞の取材ではトヨタ自動車や日産自動車、ホンダやスバルなどに供給された。多数の車に使われているとみられるが、日立アステモは「安全性と性能に問題はないと判断している」とする。

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https://www.asahi.com/articles/ASPDQ651SPDQULFA03J.html



日立子会社「お客様の信頼失墜」 不正20年以上続くも「安全」主張
伊沢健司、神山純一2021年12月22日 22時07分

 日立製作所の子会社の自動車部品メーカー「日立アステモ」で、ブレーキやサスペンションの部品の検査不正が発覚した。同社プレジデント兼CEOのブリス・コッホ氏は22日の会見で、不正が少なくとも20年以上前から続いていたことを明らかにした。

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https://www.asahi.com/articles/ASPDQ75B1PDQULFA03M.html