北が核の約束破った証拠あふれるのに…韓国外交部長官「われわれは信じるべき」
中央日報/中央日報日本語版

「どう考えてもあの人は浮気をしているようだ。いや、確実だ。SNSに別の人と撮った写真を上げ、どうなっているのか説明もしない。

どうしたことなのか私があれほど言ってもそっぽを向いていた婚約の話に突然良い考えだといいながら関心があるふりをした。
もちろんそれも私の友人たちが小言を言うのをやめなければならないという条件ではあった。
私の友人が『嘘をつくな』『むやみに手を上げるな』と話すたびに、『みんなそうやっているのに、あいつらはなぜ私にだけそう言うのか』としながら
私たちの仲を裂こうとしているものだと怒ったりした。

事実浮気をしたことは驚くことではない。少しの間他の人に目が向いただけだと、もう本当にすべて終わらせると約束したことが何回あったか。
だがもっともらしい約束の後には間違いなく背信が伴った。

知らずにだまされ、知っててだまされて過ごした時間がどれだけかわからない。しかしその結果がまた浮気とは…。
だれかが言っていた。浮気者は骨に刻みつけられ生まれるものだと。私はこれからどうしたらいいだろう」。

悩む私にある友達がこうした助言をする。

「それでも前に浮気しないと約束したじゃないか。一度約束したことは信じ続けなくては。
そうでなければその人は君の愛が本心なのかと疑うことになる。浮気の心配はひとまず少し引っ込めて、まず婚約式から推進してみればどうか」

この友達は私を心から思ってくれているのか。

 12月29日、外交部の鄭義溶(チョン・ウィヨン)長官が記者懇談会で
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の非核化の意志に対し出した説明がこういうものだった。

 2018年3月に特使団を率いて北朝鮮を訪問し金正恩の非核化の意志を直接確認したという鄭長官に、
金正恩が当時約束した非核化の定義は正確に何だったのか、ひょっとして条件付き非核化ではなかったのか尋ねた。
だが彼は答えなかった。代わりに依然として金正恩に非核化意志があるとみるかとの質問にこのように答えただけだ。

「韓半島(朝鮮半島)の非核化を成し遂げるためには相手方の意志をひとまず評価して交渉しなければならない。
相手には意志がないと思って交渉に臨めば相手側はわれわれの交渉に対する真正性に対する疑問を持つことになるため、
相手方の意志を信じる方向で、そのような姿勢を持って交渉すべきだと考える」。

 依然として金正恩の非核化の意志を信頼し、今後もそうするという趣旨だった。

https://japanese.joins.com/JArticle/286230