https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220104/k10013415171000.html

愛媛 西条の鳥インフル 隣接の養鶏場でも感染 約23万羽処分へ

愛媛県西条市にある、鳥インフルエンザが検出された養鶏場に隣接する別の養鶏場のニワトリが、鳥インフルエンザに感染していることがわかりました。県は追加でおよそ23万羽を処分することを決めるとともに、自衛隊に災害派遣要請を行いました。

西条市の養鶏場では死んだニワトリから高病原性の「H5型」の鳥インフルエンザが検出され、先月31日からおよそ13万6000羽のニワトリの処分を行いました。

県によりますと4日午前、隣接する別の2つの養鶏場でニワトリが死ぬなど異常が見つかり、簡易検査の結果、鳥インフルエンザへの感染が確認されたということです。

このため県は4日午後5時から対策本部会議を開いて対応を協議し、西条市の2つの農場のほか、このうちの1つの農場と管理者が同じ、今治市にある別の農場の合わせて3か所で飼育されているおよそ23万羽を追加で処分することを決めました。

作業の開始は午後6時半の予定で、今回は自衛隊にも災害派遣要請を行ったということです。

会議の後、中村知事は「今夜から自衛隊も対応に加わってもらえることになっているので、連携しながら取り組んでいきたい」と述べました。