統合失調症は、幻覚や妄想という症状が特徴的な精神疾患です。「コミュニケーションが取れなくなる」「治りにくい」と誤ったイメージがありますが、心の働きの多くは保たれ、日常生活に復帰するまで回復可能です

今日では有効な薬も存在し、治療を最適に受けた方の半数以上は、日常生活を問題なく営むことができるまで回復することができると言われています。

良好な予後のためにも糖尿病や高血圧などの生活習慣病と同じように、薬物治療やリハビリテーション、精神療法といった治療を適切に受けることが大切です。それだけではなく、患者さん本人とご家族の方の協力や、再発防止のための治療の継続も大切になります。

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