オーストラリア入国の際の虚偽申告が判明しているテニス男子世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)について、
スペインでも不法入国の疑惑が生じ、調査が行われているとスペインメディア「COPE」が報じた。

ジョコビッチは、オーストラリアの入国書類で、直近14日間にどこにも旅行していないという項目にチェックを付けた。
しかし、実際にはこの間にセルビアからスペインに渡航。
現地で練習している様子が海外メディアやSNS上で伝えられ、物議をかもした。
ジョコビッチは「スタッフの記入ミス」と説明したが、大きな反発を招いている。

このスペイン入国でも問題が発生していた。
「COPE」は「スペイン政府は、ジョコビッチが法的手続きに則って入国したかどうかを調査している」と報道。同
メディアによると、セルビア居住者は新型コロナウイルスの完全な予防接種の証明書を持つもの、または特別な許可を受けた者のみがスペインに入国できる。
ワクチン接種を済ませていないジョコビッチは特別な許可が必要になるが「これまでのところ、セルビアのスペイン大使館や外務省に特別な許可を求めていない」と報道。
法的手続きを踏んでいない疑惑が浮上していると報じている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5454084411ddc81c11ab6226c3daecb792a59f87