覚醒剤を機械の部品に隠して密輸したとして、警視庁や東京税関は指定暴力団稲川会と住吉会の傘下組員ら男女7人を麻薬特例法違反や覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕し、25日発表した。押収量は約170キロ(末端価格約100億円)に上った。

警視庁などは米国の麻薬取締局と連携して捜査した。発送元はメキシコ最大級の麻薬カルテル「CJNG」とみて調べている。
 逮捕されたのは、稲川会系組員の田辺高士(53)=千葉市中央区=と同会周辺者の綿貫大蔵(48)=千葉県四街道市=両容疑者のほか、30〜60代の男女5人。
 警視庁組織犯罪対策5課によると、田辺容疑者ら5人は2021年5〜7月、メキシコから海路で東京湾に届いた覚醒剤約133キロ(同約79億8千万円)の受理や配送に関わった疑いがある。船を接岸させる時のクッションに使う部品などに隠されていたという。

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