消費税増税発言
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-07-01/2010070102_02_1.html
菅首相二転三転

消費税増税の国民の怒りが日に日に広がるなか、菅直人首相の発言が二転三転しています。

 菅首相は、参院選公約発表の記者会見で「自民党の消費税10%を一つの参考にしたい」と述べ、超党派で議論すると表明。消費税10%方針は「(民主党の)公約と受け止めていただいて結構だ」と断言しましたが、その後「(各党に)議論をよびかけるところまでが私の提案だ」と発言を変更。30日の街頭演説では再び自民党の消費税10%を「勇気をたたえたい」と持ち上げ、「真正面から本気で議論をすることは理解いただけると思う」と述べました。

●2010年度内に税率や逆進性対策を含む消費税改革案をとりまとめていきたい。当面の税率については、自民党が提案されている10%を一つの参考とさせていただきたい(6月17日、参院選公約発表記者会見)



●自民党が提案されている10%を一つの参考にしたい。そのこと自体は(民主党の)公約と受け止めていただいて結構だ(6月21日の記者会見)



●消費税を含む税制抜本改革の議論を始めようと提案している。(各党に)議論を呼びかけるところまでが私の提案だ(6月26日、カナダで同行記者団に)



●自民党が10%消費税をマニフェストに書いた。私はその勇気をたたえたい。だから早期に議論をしたい(6月30日の青森市内での街頭演説)