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日向理恵子さんによる長編ファンタジー小説が原作の『火狩りの王』がWOWOWオリジナルアニメとして放送されることが発表されました。

 監督に西村純二さん、構成・脚本に押井守さんが決定。また、あわせてタイトルロゴデザインも公開されました。


『火狩りの王』は『雨ふる本屋』などで知られる日向理恵子による長編ファンタジー小説。

 “火”をテーマに、人類最終戦争後の世界で生きる子供たちが、多くの困難に直面しながらも、懸命に生きていく姿を描いている。

 独創性溢れるファンタジーでありながら、その深いテーマ性に多くの読者が心打たれた作品をWOWOWでアニメ化し放送する。

 そのWOWOWオリジナルアニメ『火狩りの王』の監督には、『SAMURAI DEEPER KYO』や『今日からマ王!』を手掛ける西村純二が担当。

 構成・脚本は『GHOST IN THE SHELL /攻殻機動隊』や『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』を手掛ける押井守が担当する。


原作の紹介

 日向理恵子による長編ファンタジー小説『火狩りの王』シリーズ(ほるぷ出版刊 既4巻、外伝1巻)。

 人類最終戦争後の世界。大地は黒い森におおわれ、人々は、天然の火に近づくと身体が燃え上がる人体発火病原体に侵されていた。

 この世界の火は森に棲む黒い獣、炎魔を狩って採れる。炎魔狩りをする火狩りたちの間で、最近囁かれるあるうわさがあった。

 “虚空を彷徨っていた人工の星、千年彗星〈揺るる火〉を狩った火狩りは、火狩りの王と呼ばれるだろう”と…。

 物語の主人公は村育ちの少女、灯子(とうこ)と、首都の元学生、煌四(こうし)。本来出会うはずのない二人の出会いが、世界の運命を変えていく。