東京五輪の空手男子組手75キロ級で銅メダルを獲得したウクライナのスタニスラフ・ホルナ選手はロシアの母国侵攻を機に軍へ入隊した。
6日、共同通信のオンライン取材に応じ「国のために私たち皆がやらなければいけない仕事だと理解している。ほかに選択肢はない」ときっぱりと言った。

 軍隊の経験が足りないことから、希望した首都キエフの配属ではなく、地元リビウでパトロールなどに当たっている。「十分に眠ることもできない」という。
ハンガリーに避難させた妻や息子と、いつ再会できるかは見通せない。

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東京五輪の空手男子組手75キロ級で銅メダルを獲得したスタニスラフ・ホルナ選手(ゲッティ・共同)