ウクライナの首都キエフのビタリ・クリチコ市長は15日、同日夜から35時間の外出禁止令を発動すると表明した。

 ロシアの侵攻開始から3週間、同国軍はキエフをほぼ包囲し、攻勢を強めている。同市は15日にも爆撃を受けた。
侵攻前には約350万人居た市民は、これまでに半数が市外に避難したとみられている。

 元ボクシング世界王者のクリチコ市長は、メッセージアプリのテレグラムに「きょうは困難かつ危険な時を迎えている」
「そのため、キエフ市民全員に備えを呼び掛けたい。2日間自宅にとどまるか、もし警報が鳴れば、シェルターで
過ごすように」と投稿した。

市長は外出禁止の期間を、15日午後8時〜17日午前7時(日本時間16日午前3時〜17日午後2時)としている。

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