https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220209/k10013475401000.html

アマゾン 基本給の上限を2倍以上 年間約4000万円に引き上げへ

アメリカIT大手のアマゾンは、国内で働く技術職などの基本給の上限をこれまでの2倍以上となる年間およそ4000万円に引き上げる方針を明らかにしました。

アメリカでは、新型コロナウイルスの感染拡大後の経済の再開で人手不足が深刻化する中、企業の間で優秀な人材を確保しようと賃金を引き上げる動きが相次いでいます。

アメリカの複数のメディアによりますと、アマゾンは国内で働く技術職や事務職などの基本給の上限をこれまでの年間16万ドルから35万ドル、日本円にしておよそ4000万円へと2倍以上引き上げるということです。

その理由について、会社は「労働市場での競争が激しく優秀な人材を引き付けるために競争力を保つ必要があり、報酬の水準を例年より大幅に引き上げることにした」などと説明しています。

賃金の引き上げをめぐっては、IT大手のアップルがエンジニアのボーナスを大幅に引き上げたり、グーグルの親会社のアルファベットが役員報酬を増やしたりしています。

アメリカでは、新型コロナウイルスの感染拡大後の経済の再開で人手不足が深刻化する中、企業の間で優秀な人材を確保しようと賃金を引き上げる動きが相次いでいます。