https://news.yahoo.co.jp/articles/14df6ec64d4e8a7c8436488d627c4556a676f780
小児がんなどで髪を失った子どもが使う医療用ウイッグ(かつら)を作るための「ヘアドネーション(髪の寄付)」に協力しようと、生まれた時から髪の毛を伸ばし続けてきた幼稚園児の松井琴音ちゃん(6)=岐阜市=が18日、長さ70センチ以上あった髪の毛を切り、この活動の啓発運動をする岐阜西ライオンズクラブに託した。 新聞記事を通じ、同クラブの活動を知った祖母(63)の提案もあり、小学校入学を前に、誕生以来伸ばし続けてきた髪をヘアドネーションすることにした。この日は、一家で利用する北方町高屋伊勢田の美容室ジュエンで髪の毛を切り、琴音ちゃんはショートカットに。 毎晩、髪の手入れをしてきた母親(33)は「家族の思い出が詰まったこの髪が、同じ年頃の子どものために役立つならば」と話した。立ち会った同クラブの杉野正次郎会長(57)は「病気でウイッグを必要としている子のために使わせてもらう」と感謝した。