2025年、大阪・関西万博で運航開始を目指す「空飛ぶクルマ」の実現に向けた「ロードマップ」が公開されました。

 「空飛ぶクルマ」は電気で動いて垂直に離着陸し、自動操縦ができる「新しい移動手段」と言われていて、現在、開発が進んでいます。

 先週、経済産業省などが「夢洲と関空」など9つの路線を候補とし、1時間に20便程度を目標とする運航計画案を示していました。

 23日、大阪府と民間企業がつくる組織が公開した「ロードマップ」では、来年度にも「離着陸場」の設置に取り掛かり、2025年の万博での運航開始を目指すとしています。

 (大阪府・吉村洋文知事)「ここ大阪の地において『空飛ぶクルマ』、これを必ず実現したい。絵空事ではなくて着実に実現させていく、これが重要」。

ロードマップには、2030年ごろ、都市部を中心に「日常的に使えるサービス」に。

 2035年ごろには、地方を含めた広いネットワークでの運航を目指すことも盛り込まれました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/49fe723d428899516de9f1cbf4b1735f193eb905