SNSに頻出する「納車警察」って何者!?「納車されました」ではなく「しました」を使うライダーの心理とは

日本語の間違いを正す「納車警察」

ついにバイクが手に入ったという喜びの気持ちを、TwitterなどのSNSで報告するときに「納車しました」と書くと、「お前はバイク屋(自動車販売店)か。正しくは『納車されました』だろう」と指摘するクラスタがいます。
これは通称「納車警察」などと呼ばれる一群で、間違った日本語を正しているのだとばかりに正義を主張しています。
納車警察的マインドを整理するとユーザーサイドは「納車されました」と使うべき理由は以下のような考え方でしょう。

・バイク屋さんなど販売店が「お客様に納車しました」と使うのが正しい
・オーナーはお客なのだから受動的に「納車されました」となるのが正しい

おそらく車両購入時に「納車整備」という項目があって、そこに一定額を支払っているという事実も、納車の主体が販売店になっているという認識を生んでいるのかもしれません。

もし上記のような理解が絶対だとすれば、なぜ書き手は「納車しました」と記してしまうのでしょうか。TwitterなどのSNSは話し言葉で活用されるものですから、意味が通ればどちらでもいいだろうと思うところもありますが、「納車しました」を使ってしまうライダーのマインドを理解しないと、いつまでも議論は平行線なのではないでしょうか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b819badfc7dc9d22b7338a4c1080726d7803412