吉田を古くから知る音楽関係者が代弁する。

「拓郎さんは向上心の強い人で、“常に前に進んでいたい”という気持ちを持っています。ですが、ファンや周囲が拓郎さんに期待するのは、彼の人気が爆発した1970年代の曲調の歌ばかり。
そうした空気を感じ取り、拓郎さんは辟易してしまったようです」

 実際、冒頭のラジオ番組で吉田はこう語気を強めている。

「1970年代は素晴らしい青春でした。それは大いに僕も認めています。僕だって誇らしい青春がいっぱいあります。あれを体験したからこそいまがある。それぐらい僕はそのことを誇らしくは思います。
でもやっぱりそれはそれってしないと。それを2022年のいまも引きずっていてどうするんだということなんです(中略)やっぱりみんな半歩でいいから前に進もうよ。
そこに停滞するな。それを言いたいんだよ!」

https://news.yahoo.co.jp/articles/47a332b2f2cb3287e8e83ab0a26acaecaee7bab6