ハリウッド俳優のトム・クルーズが5日、米サンディエゴで行われた、大ヒット映画『トップガン』の続編『トップガン マーヴェリック』(5月27日全国公開)のグローバルプレミアに出席し、本作のプロモーションのため、約4年ぶりに来日することを発表した。

 1作目の撮影地としても知られるサンディエゴには、コロナ禍以降で最大規模というプレミア会場が出現。そこにプロペラの轟音が響き渡り、トップガン仕様のヘリコプターがレッドカーペットのすぐそばに着陸すると、トムが姿を現した。

 大歓声に迎えられたトムは、コロナ禍の映画製作を振り返りながら「こうしてファンの皆と会えて、顔が見られるなんて、この場に立てて光栄だ」と喜びをかみしめるようにコメント。本作のため、若手俳優たちを率いて過酷な飛行訓練に挑んでおり「訓練に次ぐ訓練だった! でも訓練だけではなく、若いキャストたちには映画作りについて学んで欲しかったんだ」と思いを語る。

 「僕も駆け出しのころは映画が大好きで、作りながら学べたし、彼らにもそれを経験して欲しかった。何事も成し遂げるには覚悟と努力が必要で、それが僕の映画作りにとって大切で楽しい時間であり、すべては観客に楽しんでもらうため、それが重要なんだ」

 さらにトムは「(この作品で)もちろん日本に行くよ! 行くのが楽しみで待ちきれないよ!」と来日を発表。トムの来日は、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』( 2018)以来、約4年ぶり通算24回目で、1作目でもタッグを組んだプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーと共に日本に降り立つ。来日は5月下旬を予定。コロナ禍で大物スターの来日が難しくなっていたなか、ハリウッドを代表するスターであるトムが、久々に日本のファンに笑顔を届ける。

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