持ち家、車所有、子供と月に1~2度は外食、年に一度は家族旅行……
誰もが「そこそこやっていれば手に入る」と思い描いていた平均的=中流の生活を、
令和の時代に手に入れられる人はごくわずかしかいない。
30年前とは比べものにならないほど低下した”令和の中流”の生活新基準を探る!

令和の中流が持つべきマインドとは?

 厚生労働省発表の国民生活基礎調査より、現在の世帯所得の中央値に近い年収450万円の家族(夫婦+子供1人)が目指すべき
“理想の家計簿”をファイナンシャル・プランナーの黒田尚子氏にシミュレーションしてもらった。

世帯年収450万円、月30万円の理想の家計簿
(手取り年収 353万円 税金・社会保険料97万円)

内訳/理想の比率/理想の金額
食費  /15%/¥45,000
住居費 /25%/¥75,000
水道光熱費/6%/¥18,000
通信費 /6%/¥18,000
小遣い /8%/¥24,000
教育費 /12%/¥36,000
趣味·娯楽費/2%/¥6,000
被服費 /3%/¥9,000
交際費 /2%/¥6,000
日用雑貨/2%/¥6,000
その他 /3%/¥9,000
保険料 /8%/¥24,000
貯蓄  /8%/¥24,000
支出合計   ¥300,000

 このように「中流家計の新基準」はかなりシビア。
そんな時代を、我々はどのように生きていくべきなのか?

https://news.yahoo.co.jp/articles/810385439996d8aa6b78b4843ecd6246451804fd