JASRAC(日本音楽著作権協会)は5月18日、都内で定例記者会見を開いて、
2021年度の著作権使用料の徴収・分配額を発表した。

新型コロナウイルスの影響を受けながらも、徴収額は約1167.3億円で、2019年度に次いで史上2番目の数字だった。

コンサートやカラオケなど「演奏」の徴収額は、イベント開催が緩和された影響で、前年度比104.8%となった。
コロナ前の水準に戻ってはいないが、徐々に回復していくとみられる。

インタラクティブ配信(動画、音楽サブスクリプションなど)の徴収額は、前年度比116.0%の伸びで、
「収益構造の変化が鮮明となった」かたちだという。

分配額は1159.7億円で、史上3番目だった。
こちらも新型コロナの影響を受けたが、インタラクティブ配信の分配額が前年度比7.1%増えた。

演奏の分配額は前年度比18.5%ダウン。
カラオケは93億円で、1996年以来25年ぶりに100億円を下回ったという。

https://news.biglobe.ne.jp/trend/0518/bdc_220518_3574353768.html