
「室温28度」のワナ…「7万円の光熱費」の節約で「4000万円の損」が出た意外なワケ
「2019年に姫路市役所で室温と作業効率の関係が調査されました」
姫路市長が元医師で、職員の健康を気にしてのことだったが、数値化され、可視化されるととんでもないことがわかった。
「1ヶ月ちょっとの間、25℃冷房にしてみたそうです。姫路市役所はおよそ4000人が勤務されているのですが、光熱費は7万円増えました。そして残業時間は平均で2.9時間減ったそうです。これを人件費に換算すると4000万円」
4000万円である。
7万円をケチって節電し、クーラーを28℃にすると4000万円の損失だったのだ。これは市役所での話なので、巡り巡って私たちが払っている税金である。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/97704?page=2