統一教会がカネ集めに使った「日韓トンネル」 騙されて3億7000万円出した人も

81年11月10日、統一教会の創設者である文鮮明氏が、自らが主催する第10回「科学の統一に関する国際会議」で、
全世界を高速道路で結ぶという「国際ハイウェイ構想」をぶち上げた。
その一環として、韓国・釜山-対馬-壱岐-佐賀県唐津市を海底トンネルで結ぶというのが、
現在の「日韓トンネル」計画である。

釜山と九州は近いというイメージがあるが、計画される日韓トンネルの長さは200キロを超える。
青森と北海道を結ぶ青函トンネルは53・8キロ、イギリスとフランスを結ぶユーロトンネルは50・5キロだから、
いかに壮大な計画かが分かる。
だが、全国霊感商法対策弁護士連絡会の渡辺博弁護士はこう指摘する。

「その壮大な計画を『教団が実現する!』というのが、信者に向けたアドバルーンなのです。
さらに、『日韓トンネルを造るため』という名目で多大な献金も集めてきたのです」
https://news.yahoo.co.jp/articles/74bfd540476630209658b1a416fe3d5131616c99