渡辺満里奈さんら「更年期」を語る、女性ホルモン枯渇で「砂漠です」…元アイドルでも「皆通る道」

モデルや女優たちが自身の更年期症状について、SNSや雑誌などで発信しています。
「大人の女史会」というプロジェクトを発足し、更年期に関する発信を続ける歌手の野宮真貴さん(62)、
モデルの松本孝美さん(57)、タレントの渡辺満里奈さん(51)に、
それぞれの症状や包み隠さず語る理由などを聞きました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5668b56de89120360873c3033d8222eb15a7914a

――更年期に関する雑誌の連載もしていて、血液検査を受けて女性ホルモンが「枯渇」していると指摘されたとか。
渡辺:検査したときはまだ閉経していなかったので、女性ホルモンはあるだろうと思っていたのが、「全然ない、砂漠です」と言われて。
自覚症状がなかっただけに、衝撃でした。でも、砂漠からの「緑化計画」を積極的にやった方が楽しい。

――仕事上のイメージもあります。心身の変化を話すことに抵抗感はなかったですか?
渡辺:私は、どこかでこんなこと言っていいのかなと思うことはありました。例えば、
膣(ちつ)や閉経は普段口にしない言葉なので、「うーん、大丈夫かな」と。私自身は意識していないのですが、
「アイドル」として活動していた時があったから、「アイドルは、こうあるべきだ」みた
いなことを強く持つ方もいるだろうし、こういうことを知りたくない人もいるだろう、と。
ただ、更年期は皆が通る道です。表に出る仕事をしている私たちが情報をシェアすることで、
不安を感じている人が「あの人たちも同じなんだ」「有益な情報だな」と思ってもらえるのなら、
やる意味がある。更年期への理解を深める社会的な意味でも、自分の体を学ぶ意味でも大切だと思っています。