好調だったのは?今年上半期のタイヤ、エンジンオイル、バッテリーの販売動向

エンジンオイル~前年比0.6%減と若干ながら前年を下回る

2022年上半期の販売量前年比は0.6%減と若干ながら前年を下回った。店頭・インターネット別にみると、店頭では5月まで前年割れが続き、上半期では同2%減と微減であったことに対し、インターネットでは同18%増と二桁成長を見せた(図3)。

4L缶は数量前年比1%減であったが、インターネットでは同2%増と微増であった。店頭は4L缶全体では同2%減と落ち込んだなか、全合成油は同4%増と伸長した。平均価格は、店頭では3,611円と前年から横ばいであったことに対して、インターネットでは販売数量の8割を占める全合成油の価格が上昇したことで、前年同期から9%上昇した。結果、インターネットの金額前年比は11%増と二桁成長となった。

4L缶では0W-20の販売が最も多く、数量ベースで41%を占めた。対して、5W-30の数量構成比は前年同期の23%から22%に、10W-30は15%から14%に縮小した。こうした中、0W-16の販売が好調で数量前年比は51%増に達し(図4)、数量構成比は2%から4%に拡大した。

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