三谷幸喜さんが勧める「読書感想文」の書き方。「子どもの頃知りたかった」と反響呼ぶ

三谷さんが語った読書感想文のポイントは2つ。

①あらすじは不要
②「どう思ったか?」ではなく「どう変わったか?」

①の「あらすじは不要」については、「どうしても(あらすじを)書かなきゃいけないっていう思いがあると思うんですけど、
それがめんどくさいので。書いちゃいけないとは言わないけども、そんなの本当は必要ない。どうしても必要だったら書けばいい」と説明した。

あらすじよりも大事なこととして、具体的に書くために、「これを読んで、自分が何が変わったか。読む前と読んだ後でどんな変化が自分にあったか、なかったか。
自分に落とし込んで書くと、作文と同じようなものだからちょっと書きやすくなるかなと」とアドバイス。

例として、日本の昔話の一つである『桃太郎』を挙げ、こう説明した。

「例えば『桃太郎』の感想文の時に、面白かったどうかじゃなくて、あれを読んでどう感じたか。
昔は川上から桃が流れてきたら拾っていたかもしれないけども、あれを読んで、余計なことには巻き込まれたくない、桃を拾うのはやめようと心に誓った」
「それでもいいんです。それくらい軽い気持ちで書いたらどうかなと思います」
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_62ef0e29e4b0da5ec0f51af4