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調布に刀削麺専門店 注文後に麺を削り本場・四川の辛さを3段階で提供

 中国山西省発祥の刀削麺専門店「刀削麺大鵬(とうしょうめんだいほう) 調布が9月5日、調布駅近くの品川通り沿いにオープンした。(調布経済新聞)
 刀削麺の専門店として2020年にオープンした「刀削麺大鵬 洗足店」(大田区)の2号店となる同店。店長の趙大鵬(ちょうだいほう)さんは中国大連市出身で、22年前に来日。四川料理の料理人として20年以上働き、本場・四川の麻辣(マーラー)の辛さを伝えたいと「刀削麺大鵬」の店長を任される。

 刀削麺は、小麦粉を水で練って作った生地の塊を板にのせ、専用の包丁を使って湯の中に削り込む。打ち粉を使わず、そのまま表面を直接ゆでるため「麺がモチモチとした仕上がりになる」という。同店では自動機械を導入し、客の注文を受けてから短時間で麺を削ってゆで、客に提供。スープは、趙さんが長年培った四川料理の技法をベースに、サンショウや約4種類の唐辛子、10種類以上の調味料を合わせ本場の辛さを出す。辛さは、微辛・辛口・激辛の3段階で選べる。

 店舗面積は約8坪で、カウンター5席とテーブル2席を用意。内装は辛さをイメージした赤色をメインに、大量の唐辛子が敷き詰められたガラス張りのテーブルは趙さんがデザイン。卓上には自家製ラー油や無料のゆで卵を置き、衣類が汚れないよう紙エプロンも用意する。

 メニューは、「麻辣麺(マーラーメン)(微辛・辛口・激辛)」「汁なし麻辣麺」(同)」「担々麺」「汁なし担々麺」(以上880円)のほか、ゆでた鶏肉に自家製のタレをかけた「よだれ鶏」(480円)、「水餃子(ギョーザ)」(3個280円、6個480円、12個880円)、トッピングは、パクチー、キクラゲ、白髪ネギ(以上100円)、モヤシ(50円)などを用意。テイクアウトやデリバリーにも対応する。

 趙さんは「皆さんに本場中国の味の刀削麺を紹介したい。微辛でも辛いので、辛いのが好きなお客さまにぜひ食べに来てもらいたい」と話す。

 営業時間は11時〜15時、17時〜22時。日曜定休。