未利用魚だった『シイラ』の価格が突然高騰 まさかの円安が影響?

未利用魚のシイラの価格が高騰
若狭湾に面し、福井県を代表する漁港のひとつである小浜漁港。ここで最近、大型の食用魚であるシイラの好漁が続いています。

シイラは温かい海を好む魚で、黒潮の当たる太平洋沿岸の魚というイメージがありますが、日本海側の暖流である対馬海流に乗って福井沖までやってくるため、同県では毎年夏に漁獲があります。

水揚げも少なくなく福井県のプライドフィッシュにも認定されている一方で、実は我が国ではあまり需要がない「未利用魚・低利用魚」のひとつです。そのためこれまではシイラがたくさん獲れてもあまり喜ばれることはなく、文字通り投げ売りされることが多かったのです。

しかしそんなシイラが今年、突然「金のなる木」になっているといいます。しっかりとした浜値がつき、降って湧いた好況に市場も盛り上がっているようです。

https://article.yahoo.co.jp/detail/56332090332a493b3bdd9c6687579b8859a4d323