静岡・観光バス横転 原因はブレーキのフェード現象か 乗客1人死亡
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 13日午前11時50分ごろ、静岡県小山町の県道「ふじあざみライン」で観光バスが横転する事故があった。県警によると、乗客の女性1人が死亡、60~80代の女性3人が重傷を負ったほか、運転手と添乗員、残りの30~90代の乗客30人全員がけがをした。

 事故が起きたのは、富士山須走(すばしり)口5合目とふもとを結ぶ、カーブが続く片側1車線の県道。バスは右へ緩やかにカーブする下り坂を走行中、道路左側の斜面に乗り上げ、バスの右側を下にする形で横転したとみられる。
野口容疑者は事故後、自分でバスから脱出し、110番通報した。野口容疑者が「ブレーキが利かなくなった」と話していたという情報があり、フットブレーキの多用で制動力が下がる「フェード現象」が事故原因となった可能性もある
https://mainichi.jp/articles/20221013/k00/00m/040/409000c