「ここには宗教も人種もない」BBQ聖地で大越キャスターが聞く“分断”米中間選挙(テレビ朝日系(ANN))
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb1b1fa245239cf30f563fb321896c0d2d8261a2

(前略

肉を網や鉄板で焼けば、何となくバーベキュー扱いされる日本とは違い、こちらでは塊肉を長時間、低温で燻してつくる職人芸。熟練の技が要求されます。

(中略

アメリカ人の強さと楽観性。窯を見守るバーベキュー職人の言葉にそのヒントがありました。ひと手間ひと手間が味を左右するバーベキュー。その職人技を極めるのが“ピットマスター”です。朝6時~夜8時まで働くロイ・ペレスさん。なぜ、そこまで心血を注ぐのでしょうか。今は亡きボスからかけられた言葉があるそうです。

“ピットマスター”ロイ・ペレスさん:「ボスに『上りつめた後はどうなる」と聞かれ、『落ちるだけ』と答えた。ボスは『そうだ 、俺は誰も欠けることなく、頂点にとどまりたい」と言った。残念ながら数年前に他界したが、その言葉は忘れない。ボスを失望させたくない。(Q.多くのお客さんが料理を楽しんでいますね)ここは私の家みたいなもの。毎日が日曜日だ。家の裏庭で、誕生日やクリスマスに、集まる人たちに料理をふるまって、みんなを笑顔で帰したい。ここには宗教も人種もない。あらゆる人種の人が集まり、隣り合う光景を守りたい。それが私の思いだ」