ぼく「アンタ、いつまでそんな調子なんだい?さっさと仕事行きなさいよ」

嬢「仕方ねえ、仕事行っか」

〈嬢、魚河岸に行く〉

嬢「チッ、まだ閉まってんじゃねえか。仕方ねえ、海でも見っか」

〈嬢、海に浮いてる財布を発見〉

嬢「うほっ!とんでもねぇ大金が入ってらぁ!今夜はみんなで酒盛りじゃー!」

〈嬢、仲間を呼んでどんちゃん騒ぎ。そして、翌日…〉

ぼく「アンタ、こんなに飲み食いしてどこにそんなお金があるの!?」

嬢「財布を拾ったんだよ!あれ、どこいったんだ?」

ぼく「アンタ、それ夢でも見てたんじゃないかい?」

嬢「こいつぁ、いけねえ!働かなければ!」

〈あれから3年後、嬢、必死に働いて店を持つ〉

嬢「ここまで立派になったのはおまえが発破をかけたからだよ。ありがとう」

ぼく「実はね、アンタ、あの財布は夢じゃなかったんだよ。このままではアンタがダメになると思って財布を隠して、そのあと役所に届けたんだよ」

嬢「そうだったのか…」

ぼく「アンタ、今夜はアタシのちんぽをフェラチオしてもいいんだよ」

嬢「ああ…いや、よそう。また夢になるといけねえ」

ぼく「いや、フェラしろよ!」

おしまい。







笑生さんが年季明け 記念落語会は福井の話で沸かせる
https://www.chunichi.co.jp/article/582604