年収400万円。派遣社員として事務で働く30代女性(神奈川県在住)が語る暮らしのリアルをご紹介します。

「自分は何のために生きているのか虚しくなる」

All About編集部のアンケートで、現在の生活について以下のように語ってくれました。

「できればもっと収入が欲しい。生活をするだけであれば充分なのかもしれないが、趣味や娯楽にお金を使いたいため、全くお金が足りない状態です。
毎月の収入から社会保険や税金などで数万円も引かれることが、本当に納得できないと強く感じます。
税金がどんどん高くなる割には収入の単価が全く上がらないことに腹が立つし、こんなにカツカツに生活をしていて自分は何のために生きているのか、虚しくなることがあります」と、
税金などで手取り額が減ることに怒りを覚えるそうです。


「今の収入だと本当に生活するのでやっとな状態で貯金が全くできていない状態。最近はよく今後どうなるのか想像して不安になることがあります。
私たちが高齢者となった際にもらえる年金がいくらになるのか全く予想できないし、少子高齢化で若者もどんどん減っている中、
誰が介護などをしてくれるのか、そしてその介護や老人ホームでのサービスを受けることが金銭的にできるのか不安に感じます。
30代になり体の不調を感じる際に金銭的な理由で病院へ気軽に行けないのが辛いです」と、老後の生活に不安を感じているとのこと。


「増税やインボイス制度が適用されるなどの話を耳にすると、経済的に日本がどうなっていくのかとても不安です。
ただ、今はネットで副業などをしやすい環境にあるのでコツコツとではありますが、そこでお金を稼ぐ事ができればいいなと考えています」と、副業での収入アップに希望を持っているそうです。


節約術も伺ったところ「日雇いのバイトに入ったり、クラウドワークスなどで案件をこなしたりしています。
ポイントやクーポンを積極的に使い、50パックほど入ったお茶パックが200円程度で購入できるので職場へはマイボトルを持参しています。
できるだけ自炊をして、食費に使う金額を前もって決めてから買い物をしています」と答えてくれました。

https://news.allabout.co.jp/articles/o/51903/