国民スポーツ大会、負担金2倍 24年から冬季大会交付金へ

 日本スポーツ協会は9日、東京都内で国体委員会を開き、24年から国民スポーツ大会(同年に国民体育大会から改称予定)の出場選手らに課す「参加負担金」を冬季大会で2倍、秋の本大会で1.5倍とすることを決めた。約5千万円と見込まれる増額分は、冬季大会の開催自治体への交付金に充てる。

 現在の参加負担金は少年種別選手が2千円、成年種別選手、監督、本部役員は4千円。冬季大会は実施できる場所が限られ、短い間隔で開催が回ってくる。全国中学校大会や全国高校総体も同じ状況で、開催地の負担軽減が大きな課題。

 日本スポ協は冬季大会について過去に交付金を拡大し、開閉会式を廃止した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/16dbc6f48ac970d29ed4a182f41f288132c1b95e