今年も残すところ半月あまりとなり、石川県輪島市の総持寺祖院では13日朝から、1年の汚れと厄を取り除く「すす払い」が行われました。 輪島市門前町の総持寺祖院では、修行に励む雲水たちが1年の汚れを払い落とし新年を迎える準備に追われていました。すす払いは裏山から調達した長さ4メートル以上ある笹を使って行われ、山門や経本が保管されている経蔵など、高い所にたまったほこりを払います。たまった厄を払うとも言い伝えられてぃて、雲水たちは日頃の感謝や平穏な日々を願いながら作業に精を出していました。 高島弘成副監院は「感染症云々と混沌とした世の中ですが、平穏無事を祈りながら仕事をしていく。1年の初めに気持ちを新たに、真心を持ってお参りして頂ければ」と話します。 僧侶も忙しさを増す師走の総持寺祖院。年末には餅つきも行われ、新年を迎える準備が整います。
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