第168回芥川賞と直木賞の候補作が発表されました。それぞれ5人の作品が選ばれ、芥川賞は4人、直木賞では2人が初めての候補となりました。

芥川賞の候補作に選ばれたのは、▽安堂ホセさんの「ジャクソンひとり」、▽井戸川射子さんの「この世の喜びよ」、▽グレゴリー・ケズナジャットさんの「開墾地」、▽佐藤厚志さんの「荒地の家族」、▽鈴木涼美さんの「グレイスレス」の5作品です。
安堂さん、井戸川さん、ケズナジャットさん、佐藤さんはいずれも初めて候補に選ばれ、鈴木さんは2回目の候補です。
一方、直木賞の候補作には、▽一穂ミチさんの「光のとこにいてね」、▽小川哲さんの「地図と拳」、▽雫井脩介さんの「クロコダイル・ティアーズ」、▽千早茜さんの「しろがねの葉」、▽凪良ゆうさんの「汝、星のごとく」の5作品が選ばれました。
雫井さんと凪良さんは初めて候補に選ばれ、一穂さんと小川さんは2回目、千早さんは3回目の候補です。
芥川賞と直木賞の選考会は1月19日に行われます。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20221216/2000069185.html