普通免許で125ccに!? 原付免許の定義が変わるかもしれないぞ
https://news.yahoo.co.jp/articles/a92854ff35207cb3caa82182a15f8659af80a977
原付一種は、2025年の次期排ガス規制強化を控え、存続の危機を迎えている。そこで従来の「排気量」で区分されていた枠組みを「最高出力」に変更し、
現行125ccクラスの出力を下げるて「50ccクラス扱い」とする案が検討され始めた。

新たな動きとは「排気量50cc=原付一種の枠組み自体を見直す」というもの。
これまでも、世界的に主流となっている110~125ccモデルの最高出力を抑え、原付一種として扱う案はあったが、これが現実のものとなりそうなのだ。

 1月25日に開催されたAJの第19回通常総会後の懇親パーティで、大村直幸会長が「原付一種の新しい枠組みに関して、
来春には続報をお届けできると思う」とスピーチ。多くの国会議員が参加する中での発言だけに、かなり具体的に話が進み始めていると窺える。

新しい枠組みとは、50ccという排気量ではなく、「最高出力」で原付一種を区分するというもの。

まずAJでは、自民党オートバイ議員連盟に以下の3つの案を提言した。
1.現行50ccモデルを令和2年排ガス規制に対応させる
2.設計最高速を50km/hに制御し、排ガス規制対応しない
3.125ccクラスのモデルを最高出力を4kW以下(案、50cc相当)に制御する

「1」は、温度が上がらないと浄化が始まらない触媒の特性から50ccでは達成が困難。「2」は低速トルクが悪化し、現行50ccより性能が劣るため、商品性が悪化する。

一方「3」は、排ガス対応、商品性、いずれの面も問題なく、原付ガソリン車が存続できる。そのため「3」が選択された模様で、
議連と経産省、国交省、総務省、警察庁間の調整が進められている模様だ。

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