【ロンドンAFP時事】新型コロナウイルス禍の商店に英国の自治体が支給した支援金を過激派組織「イスラム国」(IS)に送金したとして、ロンドンの理髪店店主タレク・ナムズ被告(43)に対し、英裁判所が禁錮12年を言い渡した。

 2020年11月~21年5月、少なくとも1万1280ポンド(約180万円)を送ったとされる。

 21年5月に逮捕された被告は、警察に対し「シリアの貧しい人たちを助ける」ためで、テロを支援する意識はなかったと主張した。今月5日の判決公判では、裁判官には丁寧に応じたが、廷内の警察関係者には「神がおまえらを破滅させる。審判の日に向き合え。不信心者は地獄へ落ちろ」と呪いの言葉を怒鳴った。 

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