スマホのカメラが高画質化するに従い、その存在が忘れ去られつつあった「デジカメ」ことデジタルカメラが、若者の間で再流行していると、米紙「ニューヨーク・タイムズ」が報じている。

Z世代の若者たちは、デジカメ全盛期の2000年代はまだ子供、もしくは生まれて間もなかった人たちも多い。

そんな彼らが、現代のスマートフォンに比べると画質の劣るデジカメを愛好するのには複数の理由があるようだ。

スマートフォンと比較すると、古いデジカメは画素数が少ないため、被写体の質感を詳細に捉えることができず、また、内蔵レンズの口径が大きいゆえに光を取り込むことができない。これらの理由で「写真のクオリティ自体は低くなる」が、この粗さが「スマホにはない魅力」として、若者たちを魅了しているのだと、同紙は説明している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bda062efd5f1c30b3b8aa04493d9a589349310a6