https://news.yahoo.co.jp/articles/31e30daef1e8fd1344a9a78f6be5854fb4511282



さらにアメリカが、MIエイブラムス戦車を30両供与する可能性も出て来た。元・陸上自衛隊中央即応集団司令部幕僚長の二見龍元陸将補はこう話す。
「英軍のチャレンジャー2が14両で一個中隊では、規模的に戦線全体に与える影響は小さいですが、戦線を変える焦点となるのは、欧州が多く保有するドイツのレオパルト2となるでしょう」 まずここでは、米M1戦車は兵站システムの構築が長期化するので除外。
すぐに使えるドイツのレオパルト2が、ドイツ含めた他国から供与されたと仮定して、どうなるのか予測してみた。
まずポーランド軍には249両あり、フィンランド、その他から合わせると300両となる。また、東欧諸国からウクライナに、すでに300両のT72戦車が供与されている。



ロシア軍のT72主体の機械化師団は、ウクライナの機械化師団に立ち向かうことができるのか。 「戦場の情報を共有し合うネットワークを使うことができれば、
大きく戦い方が変わります。すでに米軍から提供されることが決定しているストライカー部隊は、ネットワークを有する装甲車のため、戦車と装甲車が一体となった戦闘を行うことができます。ロシア軍のT72戦車にはそれがないのです」(二見氏)



戦車のネットワーク戦闘では、ウクライナならば上空の無人ドローン、歩兵などが収集した目標情報(ロシア軍の戦車、装甲車、歩兵の位置情報)が共有化される。同じ情報は、後方の司令部でも共有され、常に先手を打つことが可能となる。
「敵の目標情報、味方の位置情報を各車両が把握しているため、ネットワークがあるかないかで大きな差がつきます」(二見氏) 10~20倍の攻撃力の差があるとしたら、300両のレオパルト2とチャレンジャーで、3000~6000両のロシア軍T72戦車を破壊できるというキルレシオ(自軍と敵軍の撃破数の比率)だ。
「圧倒的な力を発揮します。ネットワークの戦車のどこが強いかというと、戦場のすべてを把握して戦えるところなのです」(二見氏)


なげぇからあとソースで