中国の大手電気自動車メーカーのバスに、毒性の高い「六価クロム」が使われていることがわかり、関西のバス会社が使用を中止するなどしています。

 六価クロムの使用が判明したのは、中国の電気自動車メーカー・BYDのバスで、関西では阪急バスや京阪バスなどが導入しています。

 六価クロムは毒性が高く日本自動車工業会が使用を禁止していますが、BYDは、ボルトなどのさびを防ぐ目的で使用していました。

 京阪バスは京都市内で使っていたBYD製のバス4台を他社のバスに切り替えたほか、阪急バスは千里ニュータウンなどで運行している2台の使用を中止しました。

 BYDは「通常の運用においては、乗員や乗客などに影響はない」としています。https://news.yahoo.co.jp/articles/aae5ab18fa41089dc1a4bd1fb2878b2ff0513127