東京・千代田区の日比谷公園にある日本最初の野外音楽堂「野音」が施設の老朽化を理由に建て替えられることになりました。
「日比谷公園大音楽堂」は、今から100年前の1923年に日本最初の大規模野外音楽堂として当時の東京市が整備し、その後、数々の有名アーティストがライブを行うなど「野音」として親しまれています。
施設は40年前に改修されたものの、老朽化が進んでいるため、日比谷公園の再整備を進める都は、施設を建て替えることにしました。
計画では、座席や通路をバリアフリー化するほか、野音の特長の開放感は維持しつつ、ステージから客席前方まで新たに屋根を設けて、音漏れを防ぐということです。
また、公募で選んだ民間事業者のノウハウや資金を活用して、施設の周囲に飲食店や売店なども設置することにしています。
都は再来年度以降の着工を目指しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230313/K10014006421_2303122036_0313055537_01_03.jpg
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230313/k10014006421000.html