ティファ
「この日、クラウドが初めて私の部屋に?」
「……そうだったよね」
「家は近所なのに、私……クラウドのこと あまり知らなかったんだよね」
「ずーっと小さなころから仲良くしてたと思ってたのに……」
「そういえば……クラウドが私の部屋にいる風景って記憶に……ない」
「いっしょに遊んだ記憶も……ない。私のクラウドとの思い出は いつでも星空の給水塔が始まり……」

クラウド「ティファはね、いつでもこの仲良し3人組といっしょだった」

ティファ「……そうだったね」

クラウド「俺は……みんなバカだと思っていた」

ティファ「えっ!?」

クラウド「いつもどうでもいいようなことでケラケラ笑っててさ、子供っぽかった」

ティファ「だって、子供だったんだもん」

クラウド
「……わかってる。バカは俺なんだ」
「本当はみんなといっしょに遊びたいのに どうしても、仲間に入れてって言えなかった」
「そのうちさ……俺はみんなとちがうんだ……」
「あんな子供っぽいヤツらとはちがうんだって思うようになったんだ」
「でも……もしかしたら」
「もしかしたら 声をかけてもらえるかもしれない」
「そう考えてみんなのまわりをうろついていた……」

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